火とぼし祭り
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このスポットの総合評価
「火とぼし」は南牧村の大日向地区に4百年以上も昔から伝えられてきた、県内に残されている最大級の火祭り。
住民の先祖が永禄4年、武田信玄軍が上州に攻め入った際、武田勢を助け、領主勢の軍を打ち破った時の喜びを「火祭り」の形で伝えたものといわれている。
火祭りの方式は「あばれ祭り」の型。笛や太鼓とともに、南牧川に架かる大日向橋の上から、長さ2~3メートルの縄にくくり付けたワラ束を燃やし、2~3人ずつでぐるぐると回していく。
丸い炎の軌跡が闇の中に浮かび上がり、真夏の夜のひととき、力強さと幻想的な雰囲気の写真が撮れることだろう。
開催は8月14日、15日。時間は両日とも午後18時から。真っ暗になる寸前の撮影がおすすめだ。
住所:群馬県甘楽郡南牧村大字大日向地区 大日向橋
アクセス:上信越自動車道下仁田I.C.から約25分、上信電鉄下仁田駅からバス約20分「門札」下車
HP:南牧村役場ホームページ
画像:lanevo1231